シルバーアクセサリーでも金属アレルギーになるのか

 

シルバーアクセサリーとは

 

LiFreyで主に取り扱いがある金属はSV925(silver925)となります。SV925の925は純度の事を表し、92.5%が純銀であるという事を表しています。

シルバーは柔らかいので強度を保つ為に7.5%の銅や他の物質を含んでいます。SV925は金属アレルギーを起こしにくく人気の素材ですが、シルバー以外の物質を含んでいる為、必ずしもアレルギーが起こらないという訳ではありません。

 

 

 

 

金属アレルギーとは

 

金属が直接皮膚に触れて、汗をかくことで体内に侵入し、その際体は体内から追い出そうと抗体を作ります。この反応を抗原抗体反応と呼ばれています。

「接触性皮膚炎」は「アレルギー性皮膚炎」と「刺激性皮膚炎」の２つに分類されますが、金属アレルギーは「アレルギー性皮膚炎」に分類されます。接触した部分に紅斑（赤いぶつぶつ）や皮膚の盛り上がり、水疱を生じる疾患で、痒みや痛みをともなう場合があります。アレルギーは「たんぱく質」が原因とされています。金属が直接皮膚に触れて、汗をかくことなどで金属から溶け出した金属イオンが、人体が本来持っているたんぱく質と結合し、アレルゲンとなり金属アレルギーになります。

 

 

 

金属アレルギーの原因となる物の例

 

• ・アクセサリーなどの装飾品（ピアス、ネックレス、指輪、腕時計、ヘアアクセサリーetc…）
• ・化粧品
• ・ヘアカラー剤
• ・衣類、服飾小物（金具、ボタン、ジッパー、衣類用ホックetc…）
• ・メガネ
• ・食べ物

 

上記は一部の例ですので、他の物が原因となる場合があります。

 

 

 

金属アレルギーの原因となる金属

 

金属アレルギーの『４大原因金属』と言われている「ニッケル」「コバルト」「クロム」「パラジウム」の４種類があります。その中でも加工がしやすい「ニッケル」に反応している人が圧倒的に多いを言われています。アクセサリーを購入する際よく注意して見てみると「ニッケルフリー」「低ニッケル」と書かれている物があります。

 

 

 

金属アレルギーにならない為に

 

まず金属アレルギーを発症させない為に出来る事がいくつかあります。

 

夏場や運動をする時・・・

事前に汗を多くかくことが分かっている時は、装飾品を外す等などの配慮が必要になります。またかゆみ等の症状が出た場合は原因と思われる製品の使用をすぐにやめることも大切です。そして皮膚科などの専門医の受診をし、適切な治療をすることが大切です。

 

 

 

アクセサリー（金属製品）選び・・・

普段から金属アレルギーを発症しやすい金属を身に付けるないことに心がける事です。普段からアレルギー反応が出にくい金属のアクセサリーをしっかり見極め選ぶ事で、それだけでも金属アレルギーの予防にもなります。

 

 

ピアスホールを開ける時・・・

金属アレルギーを発症するタイミングではピアスホールを開ける時が一番多いとされています。専門医やピアッサーの説明書の指導の下、ピアスホールが定着するまでは指定のピアスを装着する事が望ましいです。またファーストピアスに用いるのに最も安全と言われている素材は、「純チタン製」のピアスと言われています。ピアスホールが定着せずピアスをすると、開けたばかりのピアスホールに金属イオンが反応しアレルギーを発症しやすくなるので、これからピアスホールを開けようか考えている方はその辺りをご注意してピアスホールを開けることをおすすめします。

 

 

 

 

金属アレルギーを起こしにくい金属

 

金属の中でもイオン化しにくく、比較的アレルギーを起こしにくい代表的な金属をご紹介します。

 

「チタン」

チタンは主な金属の中でも一番金属アレルギーを起こしにくいと言われています。アレルギーの原因である金属イオンが溶け出しにくいため、金属アレルギーはほとんど怒らないと言われています。なのでこの様な特徴から、体内に埋め込む医療用インプラントや人工骨、医療器具などにも広く用いられているようです。

 

「ステンレス」

ステンレスが鉄やニッケル、コバルトなどの合金であり、金属アレルギーを起こしやすい金属を使用していますが、それらを錆びにくくなるように配合することで、金属イオンが溶け出しにくく金属アレルギーの原因になりにくいようになっています。

 

「金・銀」

「金」・「銀」そのものはアレルギーが起こりにくいのですが、アクセリーに用いられる際に加工性や硬度を向上させる為に他の金属を混ぜて使用される事が多く、混ぜられた金属によってアレルギー反応が起きる方もいるので注意は必要です。

 

「プラチナ」

プラチナは金属イオンが溶け出しにくく金属アレルギーを起こしにくい金属ですが、アレルギーの原因になりやすい「パラジウム」という金属と混ぜて使用される事が多いので、「金」・「銀」同様に注意が必要となります。

 

 

金属アレルギーはアレルギーではなかった人でもなる可能性はある

 

アレルギーではなかった方も体調がすぐれない日や、怪我をしていたりするだけで、金属アレルギーになる可能性はあります。自分が大丈夫だと思っていても、赤く腫れたり、痒みの症状が出た時はすぐに皮膚科へいきましょう。お話をした様にピアスホールは病院で開けることをオススメします。ピアスは身体に合う、合わないがあります。また自分が着用出来る金属の種類もある程度把握してファッションを楽しんでください。

アクセサリーもファッションのひとつです。一人でも多くの方が安心、安全にアクセサリーを着用し、おしゃれが出来る様になる為にも自分のことを知ることも大切です！

アクセサリーを選ぶ自由、ファッションの自由、大人の楽しみ。それがひとつになったLiFreyの商品も是非ご覧ください。

 

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